当院は、「皆様の健康な人生をトータルでケアしたい」という理念の元、平成29年4月1日より旧札幌逓信病院から事業承継し、「晴生会さっぽろ南病院」として、地域の皆様の診療・各種検診等を行っております。
事業承継当初より受診いただく方々へご不便をおかけしないよう、可能な限り以前の診療体制を維持するよう心がけ、現在、皆様に安心して受診いただいております。
今後はより一層の診療体制、病院機能の充実を図るため、平成29年12月1日から入院ベッドを144床へ増床(新設予定:医療療養病棟52床・障がい者病棟52床)し、またリハビリテーション科及びペインクリニック内科創設を予定しております。
ペインクリニック内科は、椎間板ヘルニア等による首や腰の痛み、帯状疱疹後神経痛等の各種神経痛や慢性頭痛、膝・股関節痛などの痛みにお悩みの方に、その痛みについてわかりやすく説明をするとともに、神経ブロック・関節内注射や漢方を含めた薬物療法を中心に治療を行って参ります。
新設予定の医療療養病棟及び障がい者病棟は、病気の治療が終了し症状は安定したものの、自宅に帰ることが困難な方などに主にご入院いただく病棟です。具体的には、急性期病院などから転院していただき、在宅復帰に向けて準備をしていただく、あるいは介護保険施設等への転院を待つなどを目的とします。
また、当院退院後も継続的にリハビリテーションや療養をご希望される方は、当法人が運営する介護老人保健施設グラーネ北の沢(南区北ノ沢)で、介護保険を利用しながら切れ目ない支援を受けることもできます。
このような新しい取り組みや介護施設との連携を加えたことにより、病気にかかった時から自宅に帰る時、帰った後までトータルなケアを提供できるようになりました。
新しく生まれ変わった病院として、より一層地域の皆様の健康にお役にたてるよう努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。