主に、統合失調症、気分障害、神経病性障害、ストレス関連障害、睡眠障害、認知症などの心の病に対し早期発見・治療に努め、外来診療から入院、その後のリハビリテーション、社会復帰までを一貫して行っている。さらに重度知的障害病棟を設置し、精神科症状に幅広く対応している。
経験豊富な精神保健指定医や看護師をはじめ、薬剤師、精神保健福祉士、作業療法士、公認心理師、管理栄養士などの専門スタッフが連携し、総合的で質の高い医療を提供。また、内科医も常勤しており、入院中における身体合併症についても対応する。
地域医療に重点を置く同病院では、患者や家族からの相談はもちろん、近隣の医療機関、社会福祉関連事業所、行政機関などとの連携強化を図っている。また、より高度な医療を提供すべく従来の医療相談室を廃止。2014年7月には看護師、精神保健福祉士を配置した地域医療連携相談室を創設した。「地域連携相談室では、精神科を初めて受診する方が事前にご相談することで、心配事を少なくして診療が受けられるようお手伝いさせていただきます。また医療費などの経済的問題、施設への入居のご相談、訪問看護業務といった、入院中から退院後の生活についての相談も行っています。相談は無料ですので気軽にご連絡下さい。」(鶴羽康弘地域連携相談課長)。
作業療法室では入院および外来患者へ「自信の回復」や「適応的ストレスの発散」など情緒面などに働きかける一方で、「買い物」「バス利用」「諸手続き」などの個々の患者に合った生活技能面に対するサポートが評判だ。
【地域連携相談室】直通電話:011-881-2303
時間 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 祝 |
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9:00 ~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
13:30 ~17:00 | ● | ● | ● | ● | ● |
休診日:土曜午後・日曜・祝日
・日本精神科学会・日本精神病学会 各会員
・精神保健指定医
清田地域の発展とともに歩んできました。現代社会はストレスを抱えている人が増えており、今後は認知症や心身症などにも積極的にアプローチしていく考えです。