80歳以上の高齢者のほとんどが罹患しているといわれる白内障。当院の大谷地院長は白内障治療の権威として知られ、高い技術が要求される計画的嚢外白内障手術などに対応しながらも、年間執刀実績は1500件に上ります。
白内障の治療では濁った水晶体を除去し、人工眼内レンズに入れ変える手術(水晶体再建術)が中心となります。角膜形状と屈折度分布の精密な測定が可能な解析装置「OPD.scanIII(オーピーディスキャン・スリー)」で検眼を行い、乱視や瞳孔などをトータルで解析し、患者様に最適な眼内レンズを選択いたします。当院では10分弱という短時間で終了する「極小切開白内障手術」を採用し、術後の乱視や感染症の予防に努めております。使用する眼内レンズは「単焦点」「2焦点」「3焦点自然視覚」 の3種類を用意しております。
また当院では短緑内障の治療にも力を入れており、FDT検査による視野のスクリーニング、OCT(光干渉断層計)での立体画像分析を行い早期発見につなげております。緑内障は視野が徐々に欠けていく病気で、50歳を過ぎると予備群の患者様が増えてきますので、シニア世代の方には当院での定期的な検査をお勧めいたします。
6~12歳のお子さまの近視抑制へマイオピン(点眼薬治療)を開始
ここ数年問題になっている小児近視についても、当院ではマイオピン(低濃度アトロピン点眼薬)を使用した近視抑制治療を開始しております。6歳~12歳までのお子様で、軽度~中等度までの近視が治療の対象となります。低濃度アトロピンを0.01%配合させた副反応の少ない点眼薬です。就寝前の点眼と定期的な通院(3ヶ月に1回)が必要となり、根気のいる治療ですが、お子様の近視が心配な方は当院にご相談ください。
極小切開白内障手術は日帰り・入院どちらでも可能です
患者の皆様が安心し満足できるよう、ていねいな説明と正確な診療を行うことはもちろん、患者様の生活の質(Quality of life)を損なわないような治療に取り組み、地域密着型の愛される医療機関を目指します。
■白内障 ■緑内障健診 ■水晶体再建術(日帰り可) ■後発白内障手術 ■網膜光凝固術 ■眼瞼黄斑変性症など