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健康に役立つ豆知識

現代病を代表する病気…あなたは大丈夫? ストレスとうつ病

身近になった精神疾患

近年、報道やドラマなどに精神疾患や精神科医が登場する機会が増え、うつ病や統合失調症、○○障害といった「単語」をよく耳にします。広く一般に認知されるようになったことは結構ですが、自分自身がそうした病を患って受診する場合を想像する人は、まだ多くはないようです。
仕事、家庭、人間関係…ストレス社会と言われて久しい現在、心を病む人は確実に増えています。ストレスフリーで社会生活を営むことのほうが難しいのではないか、と思える世の中です。
ストレス解消を意識して何らかの手立てを実践されている方も多いことでしょう。しかし、ストレスを上手にコントロールできる人ばかりではありません。無意識にたまっていくストレスが、思わぬ形で現れることもあります。
精神科・心療内科の診療では、精神的・心理的な原因が、気持ちあるいは身体の症状として出現し、生活の質が低下している人の、「その状況を改善させる」ことを目的としています。

 

身体の症状として表れることも

みなさんがよく耳にされる病の「うつ病」も精神症状だけが出現するわけではありません。様々な身体的症状を伴うことのほうが多いのです。頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・吐き気・動悸・腹痛・体重減少・腰痛・足の痺れなどなど、頭のてっぺんから足の先まであらゆる症状が出現しうるのです。だからこそ、まずは「身体的な病気ではないこと」をしっかり確認する必要があるのです。なんでもストレスのせいにして、かえって身体の病気を見逃してしまっては大変ですから。

 

精神科のお薬について

精神科の薬物療法に対する不安や「偏見」を持た……続きを読む

子どもから大人まで、歯は大切な健康のパートナー ハミガキは何のため!?

歯磨きしているのに虫歯になってしまうのはなぜ? この疑問に答えます。
日本人の70%以上の人は1日2回以上ハミガキをしているそうです。
でも、その割には虫歯も歯周病も欧米先進国に比べて多いのが現状です。

 

「むし歯予防」 → 「間食を減らす」

「歯みがきしているのに虫歯になってしまうんですよね~。」患者さんからうかがう代表的なやみごとです。
むし歯を予防するための効果的な方法は「間食を減らす!」この一言に尽きます。「むし歯予防のために食べたらすぐに歯磨きしよう!」これは、ひとむかし前の考え方で、どうやら間違っていたようです。歯磨きではむし歯を予防できないのです。
むし歯を引き起こすバイ菌君は一日のうちの食事(間食、飲み物を含む)の回数が多いと活発に活動し、食事の回数が少ないとバイ菌君は活動を停止します。
「食事の回数」に含まれるのは、朝昼晩の食事、間食(どんなに少量でも何かを食べれば1回と数えます。)、甘みのある飲み物(ジュース、砂糖入りのコーヒー、牛乳etc)です。
食事・間食・飲料をあわせて、一日の飲食の回数が5回を超えると黄色信号、10回を超えると赤信号です。
飲み物は水、お茶、麦茶などを愛飲するようにして、おやつは時間を決めてコンパクトに食べる習慣を身につければむし歯を予防することができます。

 

「歯周病予防」 → 「歯磨き」「定期検診」「バランスのとれた食生活」

歯周病は歯磨きで防げます!
歯周病は歯の周囲に……続きを読む

その歯、抜かないで!これまで抜歯されていた歯を救う再生治療

抜歯を宣告されたら、ちょっと待って!

「この歯はどうしても治らない」と診断される場合、歯が折れたり、割れたりしていることが多くあります。これまで治療することが不可能とされていた、折れた歯の再生治療への取り組みについてご紹介します。

 

歯を失う3大原因 歯根破折

抜歯の3大原因は

  1. むし歯
  2. 歯周病
  3. 歯根破折(歯が縦に割れてしまう状態)

このうち歯根破折はこれまで治療方法がないといわれ、抜歯してしまうのが通常でした。虫歯や歯周病と診断された場合にも、歯根破折を併発していることがあります。

歯が縦に割れた症例。口腔内にある状態を上から見たもの

 

上の写真の歯を抜いたところ。縦に割れている。

 


歯の真ん中には歯髄腔という部分があり、その中を血管……続きを読む

ロコモティブシンドロームとは?

ロコモティブシンドロームとは?

身体の運動する機能の障害のため運動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム 略:ロコモ 和名:運動機能症候群」といいます。
この症状が進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。

「ロコモは身体の運動する機能(骨・関節・筋肉等)にいずれか、あるいは複数の障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった生活動作が低下している状態を言います。
これが進行すると日常生活にも支障が生じてきます。
いつまでも自分の力で生活し、歩いていくために、身体の運動機能を長持ちさせ「ロコモ」を予防し、健康に生活しながら健康寿命を伸ばしていく事を目標にしてみませんか?

 

自分の機能を把握してみよう

こんな状態は要注意!! 7つのチェック

  1. 片足立ちで靴下が履けない
  2. 小さな段差でつまずくことがある
  3. 階段を上がるのに手すりにつかまることがある
  4. 家で少し重い家事が困難な時がある
  5. 牛乳パック2個程度の買い物を持ち帰るのがやや困難
  6. 15分……続きを読む

花粉症について

主な症状

花粉と接触してから数分~数時間でくしゃみや鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、涙、充血などの症状が現れます。症状を繰り返すと喘息発作が起こることもあり、そのほか皮膚や喉のかゆみを訴えるケースも少なくありません。また、胃や腸などがアレルギーを起こすと消化不良や食欲不振、便秘、下痢になったり、偏頭痛を伴ったりすることもあります。

 

治療法

症状発現後の治療方針などについては、通年性【アレルギー性鼻炎】とほぼ同様です。ただし、花粉症は予防的治療法(初期療法)によって症状を軽くすることができます。初期療法の開始時期は、花粉飛散開始の約2週間前が目安です。よって、自分がどの花粉にアレルギーがあるのか、その花粉はいつ頃から飛散するのかを把握することで、この予防的治療が可能になります。

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発行媒体

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