てらぴぁぽけっと札幌福住教室
- 児童発達支援

“できた!”がつながる 個別も集団も、そして就学後も。子どもたちの“今”と“これから”をつなぐ発達支援
全国で約100店舗の児童発達支援事業所を展開する「てらぴぁぽけっと」。「こぱんはうすさくら札幌月寒教室」と合わせて札幌市豊平区で運営する藤井和人氏(カドルソフトリー株式会社代表)に、同事業所の特色を伺った。
■2024年5月、北海道初の「てらぴぁぽけっと」誕生
―「てらぴぁぽけっと札幌福住教室」が開所された背景を教えてください。
藤井代表 当社は、これまで「こぱんはうすさくら札幌月寒教室」にて、5年以上にわたり児童発達支援および放課後等デイサービスを提供してまいりました。地域の中で「集団療育の場」として、多くの未就学児・小学生の成長に関わってきたなかで、保護者様から「個別に丁寧に関わってほしい」「もっと専門的なアプローチをしてほしい」といった声を多数いただいておりました。そうしたニーズにお応えするかたちで、2024年5月に開所したのが「てらぴぁぽけっと札幌福住教室」です。全国100拠点以上に広がるABA(応用行動分析)療育の実績とノウハウを活かした、北海道初の拠点となります。
■マンツーマン×825ステップで、確かな成長を実感
―「てらぴぁぽけっと」ならではの個別療育の強みは?
藤井代表 最大の特長は、ABA(応用行動分析)に基づいたマンツーマン支援であることです。一人ひとりの発達段階に合わせて、825の細かなスキル項目から必要な課題を見極めて、オーダーメイドの支援プログラムを作成しています。たとえば、ことばの発達がゆっくりなお子さまには、いきなり発語を促すのではなく、まずは「指差し」や「ジェスチャー」で気持ちを伝えるところからはじめ、「ちょうだい」「いや」といった一語文にスモールステップでつなげていきます。成功体験を積み重ねることで、自己表現が増え、感情の安定にもつながっていきます。

個別セラピーと併せて集団療育も行い、お子様の発達促進を図ります
■集団療育×就学支援、地域での長年の実績
―「こぱんはうすさくら札幌月寒教室」の役割は?
藤井代表 「てらぴぁぽけっと」が“個別支援”のプロフェッショナルであるならば、「こぱんはうすさくら」は“集団支援”のエキスパートです。ここでは少人数のグループで、社会性や集団行動の基礎力を、遊びや活動を通して楽しみながら身につけていきます。また、当教室には放課後等デイサービスも併設しており、就学後のフォローも途切れることなく継続することが可能です。
■2教室で“ひとつのチーム”。だからこそできる「切れ目ない支援」
― 教室が違いますが、どうやって連携されているのでしょうか?
藤井代表 「こぱんはうすさくら」と「てらぴぁぽけっと」は物理的には別の教室ですが、支援チームはひとつです。両教室のスタッフ間で、支援内容や成長の様子を密に共有しているため、「今日は個別」「次回は集団」など、状況に応じた柔軟な対応が可能となっています。幼児期から就学後まで、同じ支援チームで見守れる安心感は、非常に大きな強みだと感じています。
■ご家族に寄り添い、成長を共に見守るパートナーでありたい
―最後に、これから療育を検討される保護者の方へメッセージをお願いします。
藤井代表 「うちの子、他の子と違うかも…」と悩まれていても、「でも相談していいのかわからない」と不安に思っている方は多いと思います。私たちは、「ことばが遅い」「集団が苦手」「切り替えができない」など、小さな気づきや違和感を大切に受け止め、保護者様と一緒に考えることからスタートします。療育は、早く始めれば始めるほど効果が出やすいという側面があります。だからこそ、お子さまの「今」を大切に、私たちと一緒に「これから」を育てていきましょう。
※メディカルケアガイド2025年豊平区版に掲載されたインタビュー記事です
営業時間
時間 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 祝 |
10:00~17:00 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
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