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インタビュー

医療法人そえるて

奥山整形外科

  • 整形外科
  • リハビリテーション科
  • リウマチ科
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患者様のニーズに応え、リハビリテーション室を114㎡に増築!

患部に手を当て「手当て」する―。奥山峰志院長が手外科専門医ならではの診療方針を掲げる奥山整形外科(2020年開院、旭川メディカルビレッジ内)。患者様のニーズに応えるべく、増築を進めてきたリハビリテーション室が2024年1月に完成。日々の診療や新リハビリ室の特徴等について院長にお話を伺った。

奥山 峰志 院長

奥山院長 高齢化社会ですので、やはり腰痛や肩の痛みでご来院いただく患者様が多いと感じます。ただし痛みの原因は人それぞれで、例えば腰痛といっても、下肢にしびれ・つっぱり・重だるさなどの症状を伴う場合は腰部脊柱管狭窄症の可能性がありますし、五十肩のような症状でお越しの患者様の中には肩腱板断裂を起こしている方もいらっしゃいます。

奥山院長 先ほど申し上げた腰部脊柱管狭窄症や肩腱板断裂の確定診断に役立ちます。また、慢性疾患に限らず外傷の検査でも非常に有効で、レントゲン撮影だけでは分からないような骨折でも1.5テスラMRIを使えば発見できますし、靱帯損傷の評価も可能です。

高画質1.5テスラMRI

奥山院長 例えば歩行によって増強する下肢のしびれ・つっぱりの症状で患者様が来られたとします。整形外科的には腰部脊柱管狭窄症が疑われますが、一方で下肢閉塞性動脈硬化症の可能性もあります。血圧脈波検査で動脈硬化症だと判明した場合は、血管外科など適切な専門病院をご紹介します。他にも骨密度測定装置など、様々な医療機器を備えてあらゆる症状に対応可能ですので、安心してご来院ください。

奥山院長 肘から指先までの治療に特化したものが手外科です。より専門的な知識と技術を要するため、日本では15年ほど前にサブスペシャルティとして認定されました。私自身、もともと機能再建外科に関心があって整形外科医になりましたし、手指の機能を取り戻す手外科をサブスペシャルティとしたのは自然な流れでした。手根管症候群・肘部管症候群・腱鞘炎などの日帰り手術や、へバーデン結節(第一関節の変形・痛み)の治療および付随する粘液嚢腫の日帰り手術でも専門性を生かせております。

奥山院長 所属する理学療法士・作業療法士の工夫と努力が実り、当院のリハビリテーションは以前から好評を頂いておりました。新型コロナの5類移行やリハビリ室へのニーズの高まりなどを契機に増築の決断をしました。24年1月から114㎡の広々としたリハビリ室となり、低周波治療器やウォーターベッド・牽引装置など、物理療法で使用する医療機器の方も一層の充実を図りました。特に患者様からご利用希望の多いウォーターベッドと牽引装置につきましては、それぞれ1台ずつ増設してありますので、以前に比べお待たせする時間も短くなっております。

機能回復を目指したリハビリテーション

奥山院長 23年3人だった理学療法士と作業療法士は、24年1月に5人とし、春ごろにはさらに1人増員し6人体制とする予定です。単なる訓練ではなく、「なるべく元の社会生活に復帰できるよう」サポートすることを目標に、今後も皆様のリハビリテーションをお手伝いしていきます。

奥山院長 患者様から「肩こりぐらいで整形外科に来てもいいですか?」と聞かれることがありますが、もちろん大丈夫です。関節痛の注射からリウマチ、交通事故の治療まで、当院では幅広く診療を行っております。地域の方々に「行ってよかった」「相談してよかった」と思ってもらえる病院づくりを目指しておりますので、身体の痛みや不調を感じられる際はお気軽にご来院ください。

※メディカルケアガイド2025年旭川市版に掲載されたインタビュー記事です

診療時間

時間
9:00~12:00 1 1 1 1 1
13:30~17:00 1 1 1 1 1
9:00~12:00     (休診日あり) 1
※木曜午後は手術のみ

休診日:土曜午後・日曜・祝日