学校法人旭川宝田学園
旭川医療秘書専門学校
- 専門学校

若き女性教頭が学校創りに本気で挑戦。 26年度から医薬品登録販売者の資格取得開始
誰ひとり取り残さない教育―。そんな壮大な目標を掲げ、実践する旭川医療秘書専門学校。一気の躍進で周囲を驚かせた2023年に続き、24年3月卒業生も就職内定率100%を達成、さらには2年連続で医療事務系最難関の「診療報酬請求事務能力認定試験」で合格者を出した。飛躍の秘訣はどこにあるのか、学校改革を成功させた立役者、2024年4月より教頭に昇格した山崎智代教頭と2023年より校長に赴任した柿﨑哲平校長にお話を伺った。

柿﨑 哲平 校長

山崎 智代 教頭
―今年度より山崎先生が教頭に昇格されましたが、理由を教えてください。
柿﨑校長 山崎先生が赴任して2年間の活躍で決めました。教科の教授力と検定試験の合格率の高さ、学生や教職員との深い信頼関係の構築、広報業務や医療関係者など外部との接し方、緻密な準備力など多岐に渡りリーダーとしての高い資質があると確信していました。一番の決め手は、性格が真逆で私にないものを全て持っていることです(笑)。35歳という若さで抜擢しましたが、管理職に年齢は関係ないと思っています。
―若くして教頭に赴任しましたが、身についたことや苦労したことを教えてください。
山崎教頭 4月から教頭を務めておりますが、教員としてもまだまだ経験不足であり、毎日が勉強だと思っております。柿﨑校長からの丁寧なご指導のもと今日を迎えていることに感謝しております。教頭という立場になり、学校全体を把握していく中で色々なことが見えてくるようにもなりました。また、わからないことで苦労もありますが、教職員のみなさんに支えられながら乗り越えられております。教頭としてまだまだ未熟であるため、日々の積み重ねを大事にしていきたいと思っており、今後も教職員のチームワークを大切にして、多くの学生を社会へ輩出していきたいと考えております。

医療事務、ドクターズクラークなど幅広い職種に対応した力を身に付けられます
―昨年に続き、24年3月卒業生も就職内定率100%。凄い数字ですが校長はどう評価されますか?
柿﨑校長 まず学生たちが良く頑張ってくれました。就職内定率100%もそうですが、2年連続で医療事務系最難関の診療報酬請求事務能力認定試験で合格者を出せたことを誇りに思います。また、秘書実務技能検定協会から2年連続で団体優秀賞を受賞し、加えて昨年度は文部科学大臣団体賞にまでノミネートされるなど、本学としてはさらに自信を深めた1年でした。
―貴校躍進のカギは教師力にあったということですね。
柿﨑校長 山崎教頭を筆頭に教師力に絶対の自信があります。特筆すべきは、教壇に立つ教師すべてが医療現場や教育界以外の職を経験しており、実務経験者の視点で授業を担当することにより即戦力で活躍できる社会人の育成につながっています。パンフレットにも掲載してありますが、学生を対象に実施した学校評価アンケートでは、100%の学生が「先生は親しみやすい」と回答しているように、信頼関係を構築して親身になってくれる教師が揃っております。教師力が躍進の原動力になっていることは間違いありません。

定期考査を廃止して学生からは、授業の集中力や成果が上がったという声をいただいています
―さらに2026年度入学生から資格の取得がスタートする、医薬品の登録販売者について教えてください。
山崎教頭 登録販売者は一般医薬品を販売できる資格で、薬剤師に次ぐスペシャリストです。ドラッグストア店で登録販売者の方をお見かけすることがあると思います。本学では登録販売者と調剤事務の資格を併せて持つことで調剤薬局で活躍できることを考えております。また資格だけではなく、社会人として大切なホスピタリティある人材を育成することをコンセプトにしています。
―最後になりますが、進路に悩む高校生や、その保護者の方にメッセージをお願いします。
山崎教頭 本学では年10回を超えるオープンキャンパスを開催しております。医療業界に興味がある方、進路を決めかねている高校生は、ぜひ見学にきていただきたいと考えております。医療従事者を手助けできることはとてもやりがいのあるお仕事だと思います。ぜひこの魅力を皆様にお届けできたらと思いますのでまずはオープンキャンパスにお越しください。カルテ記入などの医師業務をサポートするドクターズクラークはニーズが高まっており、その資格が取れるのは道北では旭川医療秘書専門学校だけです。入学される皆様には資格をたくさん取って頂き、将来の選択肢を広げる2年間を本学で学んでみませんか。そして、保護者の方にも、挑戦し続ける本学をぜひ選択肢に加えてくださるようお願いします。
※メディカルケアガイド2025年旭川市版に掲載されたインタビュー記事です
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