北海道の病院・医療施設の検索 口コミ・評判

インタビュー

医療法人社団弘誓会

菊地内科・呼吸器科

  • 内科
  • 呼吸器内科
  • 消化器内科
  • 循環器内科
サムネイル画像

呼吸器の疾患だけではなく、 内科全般に対応した診療を行っています

1994年の開院以来、地域の医療ニーズに応えてきた菊地内科・呼吸器科(札幌市手稲区)。菊地弘毅前院長が2023年3月で約30年の診療生活を勇退され、4月からご子息夫妻による医師二人体制での診療が始まった。菊地英毅新院長に新体制での1年を振り返っていただき、ご夫人の菊地順子医師ご同席のもと、今後の意気込みを伺った。

菊地 英毅 院長

1997年  北海道大学医学部卒業。北海道大学第一内科(呼吸器内科)入局。北海道大学病院呼吸器内科講師を経て2023年4月より現職

菊地院長 医師を目指すことが身近な環境だったのは確かですが、高校時代は精神科医になるつもりで勉学に励んでおりました。内科のメカニズムの面白さに気が付いたのは、北海道大学医学部で学ぶようになってからです。医学部卒業後に入局した北大第一内科では、全身を診るという理念のもと呼吸器を中心に研究しておりましたので、自然と呼吸器の専門家になっていったという感じです。

菊地院長 開院から2023年3月まで約30年、診療を続けてきた父ですが、数年前から退職したいという思いがあったようです。おかげさまでご利用くださる患者様が多くいらっしゃいますので、私たちで当院を継承していく決断をいたしました。大学に退職の意向をお伝えし、果たすべき任務に区切りがついたので、2023年の4月から当院に着任しました。

菊地院長 診断の難しいケースでは、お互いに相談することができますし、より正確な診断と適切な治療に繋げられると思います。

菊地院長 専門としている肺がんの早期発見には今後も力を尽くしてまいります。2024年よりじん肺と石綿の健康管理手帳による健康診断も当院でできるようになりました。また、肺が酸素を取り込む力を測定する肺拡散能検査など専門的な肺機能検査もできるようになりました。咳が止まらなくて困っている患者様がたくさんいらっしゃいますが、ぜんそくや肺炎などの呼吸器疾患のほか、心臓病や逆流性食道炎などの可能性もありますのでぜひ当院にお越しください。呼吸器内科専門医の目で、正確な診断と適切なお薬を処方します。

菊地院長 COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、たばこの煙などに含まれる有害物質により肺胞の壁が破壊され、酸素と二酸化炭素の交換ができなくなる病気です。一度壊れた肺胞の壁は元には戻りませんので、肺の活力自体を上げていくことが治療の方向性となります。また、COPDや肺気腫の方は、肺炎にかかると重症化しやすい傾向がありますので注意が必要です。一方の肺がんについては「喫煙年数×一日の喫煙本数」が400を超えると、非喫煙者に比べて肺がんになるリスクが4~5倍に高まると言われております。いずれにせよ、肺がん・COPD・肺気腫などの治療では、まず禁煙することが肝心です。

菊地順子医師 呼吸器の疾患だけではなく、内科全般に対応した診療を行っております。また、とくとく健診などの各種健診は随時、各種エコー検査(腹部、心臓、甲状腺、頸動脈など)は週5日、消化器専門医による胃・大腸内視鏡検査は週一回行っておりますので、どうぞご利用ください。スタッフ一同、患者様の健康のために全力で取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

肺の機能を詳しく調べる呼吸機能検査機器を新たに導入しました

菊池英毅院長と菊池順子医師による診療が23年4月にスタートしました

※メディカルガイド2024年札幌市手稲区版に掲載されたインタビュー記事です

診療時間

時間
9:00~12:00 1 1 1 1 1 1
14:00~17:00 1 1
14:00~19:00 1 1
休診日:日曜・祝日・第1土曜
  • 医療法人社団弘誓会

    菊地内科・呼吸器科

    006-0032

    北海道札幌市手稲区稲穂2条7丁目1番5号 稲穂メディカル・コア1F

    011-694-1881