えにわ病院2026取材記事 | 北海道の病院・医療施設の検索サイト メディカルケアガイド

インタビュー

医療法人社団 我汝会

えにわ病院

  • 整形外科
  • リハビリテーション科
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「股関節」「膝関節」「脊椎」「肩関節」 各分野の専門医が治療

整形外科を中心に質の高い医療を提供する「えにわ病院(1987年設立)」。特に人工関節置換術の分野では全国トップクラスの実績を誇り、2020年6月には道内初となる手術支援ロボット「Mako(メイコー)」を導入した。さらに23年3月に2台目を配備し、膝関節と股関節の人工関節置換術を、それぞれ独自にロボット支援下で行える体制が整った。同院の診療について井上 正弘 診療部長にお話を伺った。

井上 正弘 診療部長

井上診療部長 1997年に北海道大学医学部を卒業し、同大学整形外科に入局しました。その後、製鉄記念室蘭病院、岩見沢市立総合病院、京都大学麻酔科集中治療部等での勤務を経て、2013年4月から当院で股関節を専門に診療しております。

井上診療部長 設立は1987年ですが、2004年に現在の恵庭駅東口に新築移転し、「医療法人社団我汝会 えにわ病院」に改称しました。系列病院としては「さっぽろ病院」と「きたひろしま整形外科」があり、連携を取りながら診療に当たっております。当院には現在、整形外科の専門医が19名在籍し、「股関節」「膝関節」「脊椎」「肩関節」の各分野に分かれて専門的な治療を行っております。股関節、膝関節、脊椎、肩関節は必要な技術や治療方法が大きく異なるため、分野別に診療体制を整えることで質の向上に繋げています。内科医のサポートも受けながら、整形外科を中心に診療を行っております。

井上診療部長 最も多いのは変形性関節症で、軟骨がすり減ることで痛みが生じます。また女性に多い臼蓋形成不全には、骨盤の骨切り術などで対応しています。高齢者の骨折に対しては骨接合術や人工股関節置換術を行います。乳児健診の普及で最近は減りましたが、乳児の先天性股関節脱臼も診療の対象です。

手術支援ロボット「Mako System」

井上診療部長 当院での股関節治療では、まず投薬やリハビリなどの保存的治療を行い、手術が必要な場合でも可能な限り骨切り術や関節温存手術を優先して行っています。そのうえで関節の変性が強く人工関節置換術が必要な患者さんに対して、全体の50%ぐらいをロボット支援下で行っています。徒手的な人工関節手術では調整が難しい症例や、ミリ単位での精度が求められるケースではMakoが効果を発揮します。人工関節の設置精度が高く、脱臼などのリスク軽減につながるほか、骨の侵襲が少ないため痛みの軽減や歩行回復の早さにも寄与します。当院では年間500件を超える人工股関節置換術を行っており、豊富な経験を活かして治療にあたっています。どうぞ安心してお任せください。

井上診療部長 Makoは膝関節と股関節の人工関節置換術に対応できます。高齢の患者さんや活動的な患者さんが増えていることから、Makoが必要な手術症例が増えているため2台目を導入しました。現在は膝と股関節をそれぞれ独立して運用でき、手術計画が立てやすくなりました。患者さんの待機期間も短縮できていると思います。

井上診療部長 まず股関節については、人工関節置換術も骨切り術も、筋肉の切除が少なく済む低侵襲な手術を行うよう心掛けております。脊椎分野では脊柱変形に対する矯正術や圧迫骨折に対する低侵襲治療、高度な技術を要する人工椎間板置換術も行っています。膝関節についてはロボット支援下手術のほか、高いスキルが必要な膝周囲骨切り術でも実績をあげております。あと上肢・肩関節の分野では、肩の関節鏡手術や難度の高い人工肩関節の治療を積極的に行っております。また変形性関節症や肩腱板損傷の修復では、再生治療なども導入しております。

井上診療部長 当院は整形外科の治療を専門的に行う病院として2004年に開設され、これまで症例を増やしながら発展してきました。首・肩・腰・膝に痛い場所がありましたら、我慢なされず早めに治療を受けてください。手術やその他の治療で改善することも多いので、ぜひ一度、当院にご来院ください。

※メディカルケアガイド2026年恵庭・北広島版に掲載されたインタビュー記事です

診療時間

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13:30~17:00 1 1 1 1 1
休診日:土曜・日曜・祝日