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インタビュー

もみじ台シトラス歯科

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口腔内スキャナー導入でメンテナンス啓発を実践

もみじ台シトラス歯科(2022年6月開院・札幌市厚別区)では、保険診療でベストを尽くす診療を展開し、地域住民から絶大な支持を集めている。2026年1月に口腔内スキャナーを導入、2月には第三者機関による保証システムに加盟するなど、さらに幅広いニーズに応える体制を整えた。診療の強化ポイントについて、竹村 治 院長に詳しくお話を伺った。

竹村 治 院長

【経歴】

2013年九州歯科大学卒業。福岡県・山口県・札幌市で一般歯科・訪問歯科医として勤務。長万部町・あやめ歯科院長を経て、22年6月、もみじ台シトラス歯科を開院。

【所属】

日本歯周病学会、日本歯科保存学会各会員

竹村院長 保険診療優先の診療方針に変わりはありません。ありがたいことに、「評判を聞いて来ました」と口コミでご来院くださる新規の患者様が増え、これまでの取り組みが少しずつ形になってきたと感じています。開院から4年目を迎え、技術面の研鑽はもちろん、診療に対する責任感はより一層強くなりました。

竹村院長 どの業界でもそうだと思いますが、経営に携わる者には「収益を上げたい」「社会に貢献したい」など、重視するビジョンがあります。自分の場合は何が一番大切なのかを考えるようになり、最近は「治したい」という思いが原点だったのだと強く感じるようになりました。治療を通じて患者様に喜んで頂く経験を重ねる中で、自分の理念がより明確になり、診療の軸が定まってきたのだと思います。患者様にとって何が最善の治療なのかを、これまで以上に深く考えるようになりました。歯科医療は保険・自費に関わらず進歩が非常に早い分野です。補綴治療や根管治療などでも、次々と新しい材料や技術が登場します。取り残されることがないように、セミナー等は積極的に参加し、知識と技術のアップデートを図っております。学んだことはすべて、診療を通じて患者様に還元していきたいと考えています。

竹村院長 ガイドデントは、当院で行った審美治療(自費診療の歯冠補綴など)について、万が一、脱落や破損が起きた場合に、第三者機関が再治療費を5年間保証する制度です。自費治療への不安を少しでも軽減できればと思い、導入を決めました。全国に認定歯科医院のネットワークがあり、引っ越しなどで当院に通えなくなったとしても、転居先の加盟医院で保証を引き継いで頂けます。セラミッククラウンやジルコニアブリッジ等の審美治療が対象で、保証金に応じて5万円保証と10万円保証があります。例えば5万円保証の枠で、再治療費に3万円かかった場合、余った2万円分は繰り越しが可能です。

(※再治療にかかる費用が保証限度額を超えた場合は、自己負担頂く場合がございます。また、保証限度額に達した時点で保証は消滅します)

2026年に導入した口腔内スキャナー。歯や歯茎の形状を3D映像として瞬時に映し出せます。ご希望の方には携帯等にデータの送信も行えます

各ユニットは黄緑色の仕切りで区切られ、医院名に使用している「シトラス」の言葉どおり爽やかで清潔感があふれている

竹村院長 お口の中を撮影することで、歯や歯茎の形状を即座に3Dデジタルデータ化できるのが口腔内スキャナーです。最大の特徴は、被せ物や詰め物を作る際に行う型取りが簡単にできる点にあります。従来のような粘土状の材料を使った型取りが不要になるため、嘔吐反射のある方でも負担が少なく済みます。取得したデータはすぐに歯科技工所に送信でき、治療の効率化にもつながります。また、AIによる分析機能も備わっており、診断の補助として有効に活用しています。

竹村院長 一般的に歯科業界で口腔内スキャナーを使う目的は、詰め物や被せ物、マウスピース矯正装置等の作製であり、自費診療が絡んでくる場合がほとんどです。しかし、保険診療を望まれる患者様が多いのが当院の特徴です。私の場合はむしろ、保険診療の中で口腔内スキャナーを有効活用することを考えて導入しました。スキャンした3D画像は必ず患者様にご覧頂いており、「面白いですね」「こんなに汚れているとは」といった声が聞かれるなど、多くの方がご自身のお口の状態に関心を持ってくださいます。AI診断については、必ずしも正しいわけではないという点をご承知頂いた上で、携帯電話に画像や分析レポートのデータを転送することも可能です。例えば3か月に一度、メンテナンスにいらっしゃる患者様であれば、前回との画像比較でお口の健康状態を確認して頂けます。メンテナンスに対する啓発に繋がるのであれば、今後も口腔内スキャナーを活用した取り組みを継続していきたいと考えております。

竹村院長 よく噛んで食べる、甘いものは控えるといった食事を心掛ければ、本来歯並びは奇麗になります。しかし柔らかい食べ物が好まれる近年では、咀嚼回数が減ることでお子さまの口腔内が小さくなり、結果として歯並びに影響が出ます。対策として当院では、お子さまの顎の幅を広げることで、将来の歯並びを改善する床矯正を行っております。ブラケットとワイヤーを用いる従来の矯正治療とは異なり、入れ歯に似た取り外し可能な装置を使用します。中央の拡大ネジを調節することで顎の幅を広げ、歯列の成長を側方に促します。そうすることで、後に生えてくる永久歯が並ぶスペースを確保できます。顎を広げる機能はもちろん、前歯部を押したり引いたりできるタイプの装置を採用しておりますので、より改善効果が期待できます。

竹村院長 始めるタイミングは永久歯が1本でも生えてきた時だと言えます。年齢で言えば、個人差はありますが5~6歳ぐらいが目安となります。床矯正をお勧めするかどうかは、お子さまの顎のサイズや永久歯の生え方をトータルで考えて行います。例えば、顎のサイズが小さいお子さまで、上の歯が斜めに2本生えてきているとします。こういった場合は、時間が経てば筋肉の力などで真っ直ぐになる可能性はありますが、将来的に歯列がきちんと並ぶという保証もありません。お子さまのお口の中を拝見し、保護者の方には見通しについて段階を踏んでお話していきます。当院では無料相談も行っておりますのでご利用ください。

竹村院長 当院では口腔筋機能療法(MFT)を行っており、プレオルソというマウスピース型の装置をお勧めしております。睡眠時に装着して頂くことで、お口周辺の筋肉のバランスを整え、歯並びや噛み合わせの改善を図ります。指しゃぶりや口呼吸といった習癖の改善にも繋がると言われております。歯並びに関しては床矯正ほどの確実性はないですが、比較的安価な治療法です。床矯正とプレオルソは、いずれも抜歯せずにできる矯正治療で、何といっても学校にいる時間に装着する必要がない点は大きなメリットと言えます。

竹村院長 顎が固まっている大人の矯正治療には難しさがあります。当院では透明色のマウスピース型矯正治療を行っており、前歯のみの適用となります。食事の時以外、20~22時間装着して頂き、治療期間は3~9か月ほどを見込んでおります。

お子さまの矯正治療に使用する床矯正装置。顎の幅を広げる効果があり、5~6歳で始めることで、永久歯が生え揃うスペースの確保に繋がります

竹村院長 オフィスは院内で行うホワイトニングです。高濃度の薬液を歯に塗布し、光を照射し着色を取り除いていきます。一方、薬液を塗布した使い捨てのトレイを、ご自宅で歯につけて頂くのがホームです。そして、オフィスとホームを両方行うのがデュアルで最も効果的です。染み抜きに例えるなら、奥底の汚れをホームで浮き出し、オフィスで除去するといったイメージです。注意して頂きたいのは、ホワイトニングは医薬品ですので薬事法の順守が求められます。間違った使い方をすると知覚過敏等の原因になりかねません。定められた用法、用量をお伝えしますので、ご希望の方はご相談ください。

竹村院長 高齢者の多い厚別区に居を構えたのも、いずれは訪問診療を行って地域貢献がしたいという思いがあったからですが、本格始動には至っておりません。歯科医師会の役員をしておりますので、今後、地域のケアマネージャーや福祉関係者と連携していければと考えております。

竹村院長 歯科治療に対して、怖い、痛いというイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。私自身は必要以上に怖がらせることがない診療を心掛けております。患者様の不安な気持ちに寄り添い、よく話し合って治療を進めてまいります。お支払いについては、保険診療の場合はPayPayなど各種コード決済に対応し、利便性にも配慮しております。皆様に頼られる歯科医院を目指し、スタッフ一同頑張っております。歯が痛いのに我慢している方、歯科治療から足が遠のいておられる方は、ぜひ当院にお越しください。

※メディカルケアガイド2026年厚別区版に掲載されたインタビュー記事です

診療時間

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9:30~12:30 1 1 1 1 1
14:00~19:00 1 1 1 1 1
※土曜の午後診療は13:30〜18:00