北海道の病院・医療施設の検索 口コミ・評判

インタビュー

きたむら皮膚科クリニック

  • 皮膚外科
  • 皮膚科
  • 小児皮膚科
サムネイル画像

日帰り手術に対応した皮膚科クリニック

2024年4月、千歳市あずさに開院したきたむら皮膚科クリニック(院長・北村 真也 氏)。皮膚外科診療や日帰り手術に対応できる数少ない皮膚科クリニックとして、開院から約1年で早くも多くの地域住民の支持を得ている。2025年2月からは美容機器を使用した医療脱毛やレーザーフェイシャルの施術を開始するなど、さらに診療の幅の広がった同院について北村院長に詳しくお話を伺った。

北村 真也 院長

2011年、佐賀大学医学部卒業。同年、市立千歳市民病院 初期臨床研修医。北海道大学病院、 帯広厚生病院、 北海道大学病院皮膚科 助教(皮膚外科班チーフ)、たけだ皮膚科スキンケアクリニックを経て24年4月開院。

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。医学博士

北村院長 私にとって千歳市は、初期臨床研修(市立千歳市民病院)を行った思い出の地というのがまず一点。そして千歳市は、半導体の量産製造工場(2025年春、試作ライン稼働予定のラピダス)の建設予定地でもありましたので、人口動態的にも将来性を秘めた土地である点にも魅力を感じました。近隣の北広島市ではエスコンフィールドが建設され、北海道医療大学のキャンパス移転も決まったことも影響して、この千歳市でもさらに若い方が増えてくるのではないかと期待しております。

北村院長 プライバシーに配慮した診療サービスを提供するため、診察室・処置室・施術室はすべて個室になっております。感染症対策も重視して、バックヤードを設けることでスタッフと患者様の動線が交わらない設計にし、各部屋を私が巡回することで効率的に診療ができるよう工夫しております。また、国の方針に沿った医療DXにも積極的に取り組み、マイナ保険証や電子処方箋などに対応しているのはもちろん、web予約・web問診票、電子カルテ、自動精算機などを導入し、すべてが連動した診療システムになっております。さらに院内には10台以上のタブレット機器があり、予備問診やお薬手帳のスキャンなどが各部屋でできるようになっています。

院内は患者様とスタッフの動線が重ならないように設計されております。受付と待合室も広々とした空間になっております

プライバシーに配慮した診療サービスを提供するため、診察室・処置室・施術室などすべての部屋が個室となっております

北村院長 予約は窓口で直接、あるいは電話での受付も承っております。問診に関しては紙の問診表に直接ご記入頂ければ、スキャンして処理いたしますのでご安心ください。

北村院長 皮膚科領域で手術が好きな医師は、多くの方が形成外科に進むからではないでしょうか。背景には、診療科の区分けや医師の専攻科目など様々な要因があると考えています。私自身は元々手術が好きだったこともあり、北海道大学病院の皮膚外科チームで長年研鑽を積んでまいりました。培ってきた豊富な手術経験を活かし、安全で丁寧な手術を地域にご提供いたします。

北村院長 皮膚生検、感染創やケガなどの皮膚の切開および縫合、陥入爪(かんにゅうそう)手術、小さなサイズの皮膚良性腫瘍の根治切除などは当院にて対応可能です。悪性腫瘍の場合でも、小さくて転移が認められないものは当院で切除する場合もあります。

北村院長 当院でこれまで行ってきた手術の約7割は、粉瘤やほくろの切除です。開院から約10か月経った現在(2025年2月時点)で、250例以上の手術を執刀しました。今後もさらに数字を伸ばしていければと考えております。手術時間に関しては、症例や病変の大きさで多少の違いがありますが、粉瘤やほくろの切除だと5~15分程度です。手術前後の麻酔や術後処置まで含めても、患者様のクリニック滞在時間は1時間弱を想定しております。傷口を縫合した場合は、1~2週間後に抜糸のために再度ご来院頂きます。当院では火・水・木・金の午後に手術を行っておりますが、予約のない患者様に対しても緊急性の高い症例に関しては随時対応しております。近隣の医療機関を受診して手術を断られた方や、形成外科の手術予約が取れずにお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ当院で一度ご相談ください。

北村院長 当院での治療が難しい悪性腫瘍の方、入院加療が望ましい重症の患者様には大学病院を含む入院可能な総合病院をご紹介します。他にも生物学的製剤や免疫抑制剤などが必要な方などについては、全身管理や他科との連携が必要になることも多くなるため、適切な病院をご紹介いたします。

北村院長 日々の診療では、お薬についてのお問い合わせが多数ございます。例えば妊娠中や授乳中の方ですと、胎児やお子さまに対するお薬の影響を心配されます。他科でお薬を処方されている患者様からも、飲み合わせのお問い合わせがあります。そういった場合、常駐する薬剤師の意見も聞き、より安全なお薬の処方に努めております。また、院内薬剤の在庫管理や発注でも力になってくれますので、当クリニックでは欠かせない存在だと言えます(当院は院外処方です)。

北村院長 ダーモスコピーは病変を詳細に観察する拡大鏡で、皮膚のできものの良性・悪性の診断に役立ちます。皮膚の表面を診るのがダーモスコピーなのに対して、皮下の病変を評価する際に使用するのが超音波装置です。病変がどの深さにあるのか分かるのはもちろん、悪性疾患の特徴である血流の増加なども捉えることができます。仮に筋肉より深い部分に病変がある場合は、整形外科や他科での対応が必要となりますので、術前の評価や診断に欠かせません。

北村院長 炭酸ガスレーザーは水分に高い吸収性があり、生体内の水分と反応して熱を発生させ、組織を蒸散させるのがCO2レーザーで、小さいサイズのほくろやいぼの切除に使用しています。メスによる切開に比べ傷跡が残りにくく、皮下組織や周囲の皮膚に余計なダメージを与えません。一方、高周波電流を用いて組織に電気を流し、熱を発生させて組織の切開・凝固を行うのがバイポーラーです。微小血管や毛細管を熱凝固することで、止血を行いながら手術ができる優れた医療機器です。外傷で出血が止まらない患者様の止血にも使えるなど、これ1台で手術の幅が広がります。CO2レーザー、バイポーラーはどちらも低侵襲な手術を提供するために欠かせない医療機器です。

GentleMax Pro Plus

厚生労働省から認可された、安全性の高い医療用レーザー治療機器(医療機器承認番号:30200BZX00304000)

北村院長 レーザー脱毛がメインの美容機器ですが、当院が導入したのはシリーズ最新の機種でエネルギー出力が高く、マイルドなシミ取り治療(レーザーフェイシャル)も行うことができます。1台にアレキサンドライトレーザーとロングパルスヤグレーザーの2波長を搭載しており、幅広い肌質、毛質の方に対応することができます。また、レーザー照射直前に冷却ガスが表皮に噴射され、冷却ジェルを使用せずにレーザーによる痛みを軽減し、表皮をやけど等から守ることも特徴です。興味のある方はお気軽にご相談ください。

※妊娠中や心臓疾患の方など、ご利用いただけない場合があります。当院ホームページでご確認頂くか、カウンセリングにお越しください

北村院長 「ここに来て良かった、また行きたい」と患者様に思って頂けるクリニックを目指しております。そのためには知見のアップデートを行うなど、私自身の研鑽が欠かせません。個人的な話になりますが、現在でも北海道大学病院の皮膚科と連携し、週に1回カンファレンスに参加し新しい医療技術について学んでおります。また、将来的には生物学的製剤承認施設を目指しており、クリニックでありながら、中核的な医療まで担える施設として、地域に貢献することを目標としております。

北村院長 皮膚は全身を覆っている人体最大の臓器です。皮膚にトラブルが生じた場合、症状が見えてしまうことで悩まれる方が多くいらっしゃいます。当院ではスタッフ一同で皆様の不安に寄り添い、患者様一人ひとりに合った治療法をご提案させて頂きます。一人で悩まず、どんな些細なことでもご相談ください。また、診療時間外の場合でもホームページのAIチャットをご活用いただければ、治療や診療について調べて頂くことが可能です。ぜひそちらもご活用ください。

※メディカルガイド2025年千歳・安平版に掲載されたインタビュー記事です

診療時間

時間
午前9:00~12:00 1 1 1 1 1
午後14:00~18:00 1 1 1
午後14:00~18:00     予約のみ 1
午後14:00~16:00 1
手術(予約制) 1 1 1 1
休診日:日曜・月曜・祝日
水曜午後は予約のみ
※最終受付は診療終了時間の30分前