当院は2001年6月に徳洲会グループ50番目の病院として帯広市の隣町・音更町に開院してから21年が経過しました。開院以来、「生命を安心して預けられる病院」、「健康と生活を守る病院」という理念を掲げ、いつでも誰でもが最善の医療を受けられるように体制を整えております。救急・急患の方を365日24時間受け入れているのは、掲げた理念を実践したいとの思いからです。
また、高齢化社会において医療と介護は切り離せないという考えのもと、開院翌年に十勝管内および全国徳洲会グループで初となる、地域包括ケア病床を開設しました。心筋梗塞・脳血管障害など、急性期医療を終えてもすぐに自宅に戻れない患者様のため、介護老人保健施設や療養型病院などと連携を図り、在宅復帰に向けた医療を提供しております。
徳洲会グループの強みは、何と言ってもネットワークを活かした高度専門医療の提供にあります。札幌東徳洲会病院の循環器専門医による心臓カテーテル検査・治療や、大動脈弁狭窄症の新しい治療・TAVI(カテーテル大動脈置換術)をはじめ、岸和田徳洲会病院消化器グループ専門医による消化器早期がんの内視鏡治療など、幅広い高度医療を提供できる体制が整っております。また各種治療機器の充実を図るため、MRIや64列マルチスライスCTは新型機器に更新し、超音波エコーや血管造影装置なども完備しております。これらの装置は当院が力を入れている予防医療でも威力を発揮し、人間ドックや検診での病気の早期発見につながっております。
今後もさらなる診療科及び診療内容の充実を図り、これまで以上に地域住民に親しまれ、信頼され、愛される病院を目指し、スタッフ一丸となって努力をしてまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。