あさひかわ眼科クリニックは、一般眼科診療に加え、緑内障と白内障の治療に力を入れております。川井基史院長は旭川医大病院で緑内障専門外来を担当し、大学病院から引き継いだ患者様に多数ご来院いただいております。院長が1日で診察する緑内障の患者様は、新規の方を含め約70人に及び、患者様一人ひとりに適したオーダーメイドの緑内障治療に努めております。まず、緑内障の病型診断・点眼薬の選択・副作用と眼圧下降効果の確認・数回の視野検査を行います。およそ半年から1年は月1回の診療を受けていただき、治療が軌道に乗れば2か月に1回程度の受診をお勧めしております。さらに数年間の経過観察で進行が止まっているようであれば、患者様の負担軽減のため、受診間隔をさらに長くしていきます。また最近の研究で安全性と有効性、費用対効果が再評価されている緑内障レーザー治療(SLT)も積極的に導入しております。以前に比べ治療の早い段階で提供できるようになり、約7割の患者様で良好な治療効果が得られております。大学病院で行う難しい緑内障手術にも取り組んでいます。
白内障手術にORAシステムを道北で初導入
また当院の緑内障手術件数は、道内でも屈指の数を誇っております。緑内障手術は白内障との同時手術をメインとして行っており、手術時間は通常「白内障手術+5分程度」で終了します。麻酔は点眼で行い、痛みを感じることはほとんどありません。一方の白内障の手術においても、道北地区では初となる最新鋭白内障手術機器「ORAシステム」を導入いたしました。米国の150万以上のデータベースと手術中に通信し、最適な眼内レンズを瞬時に選び出すことが可能となりました。手術前に準備した眼内レンズを使用する以前の白内障手術とは一線を画す技術をご提供しております。また、多焦点眼内レンズ(老眼矯正)手術や乱視矯正手術にもORAシステムは有効となっております。白内障手術希望の患者様は増えており、開院後の手術件数は2,000例に及んでいます。
日々の診療については、常勤医2人体制でスムーズな診察を心がけております。新型コロナ対策のため基本予約制とさせていただき、スタッフはマスクの上にフェイスガードを着用し、環境衛生にも配慮しております。緑内障や白内障の患者様はもちろん、眼のお悩みがある方はお気軽にご来院ください。
【アクセス】
・JR旭川駅から徒歩5分。旭川電気軌道バス・道北バス1条5丁目停留所および1条7丁目停留所から徒歩2分。
・近隣のコインパーキングをご利用下さい。(無料になります)