保坂文雄院長は、17年間にわたり岩見沢市立総合病院で眼科診療部長を務め、空知地区の眼科医療発展に尽力してきた。この間、高度な技術を要する難症例の白内障手術、硝子体手術、緑内障手術、涙道内視鏡手術などを導入し、従来は札幌の専門施設でしか対応できなかった眼疾患も当地岩見沢での治療が可能となってきた。その功績が認められ、全国学会の眼科手術フィルムアワードを多数受賞し、医師同士が相互評価する「ベストドクターズ®」にも選出され続けている。
2022年10月の開院以来、「患者様第一」の眼科医療を目標にしてきた。さらに高度な医療を実現するため2023年12月には、院内医療機器の刷新を敢行。白内障手術では、術前の精密検査値と眼写真を手術顕微鏡にリアルタイムで投影させながら手術を行えるイメージガイダンスシステムを新たに導入した。これにより極小切開部位や乱視矯正レンズの固定位置が正確となり精度の高い手術が期待できる。また、手術中の不安感を和らげる笑気鎮静ガス吸入装置、ドライアイやマイボーム腺機能不全などの眼科疾患やフォトフェイシャル®に対応するIPL光治療装置などを導入し、多様な治療ニーズに応えられる体制を整えている。その他、増加傾向にある子供の近視進行抑制のためオルソケラトロジー治療も行っている。
白内障・緑内障・硝子体など様々な疾患に日帰り手術で対応
さらに特筆できるのは、白内障をはじめとして、硝子体手術も日帰りで行える施設だという点。黄斑上膜、黄斑円孔、糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症などの眼底出血、レーザーで対処できない広範囲の網膜剥離などに硝子体手術を行っている。また緑内障に対して白内障と同時手術を行うことで、降眼圧点眼薬の副作用軽減を目指すなど、患者様にとって負担の小さい治療の選択を心掛けている。その他、緑内障に対する低侵襲レーザー治療、眼瞼下垂手術、逆まつ毛の手術、涙目に対する涙道内視鏡手術なども行っており、地域住民の眼の悩みに幅広く応えている。
「丁寧な診察・正確な診断・分かりやすい説明を心掛け、患者様とってより身近な医院となれるよう努めてまいります。皆様には、かかりつけ眼科として安心して当院をご利用いただけると幸いです」と、保坂院長は話す。クリニックは国道12号線沿いにあり、駐車場は34台収容可能。