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2024/06/13 17:41
病院 | 産科婦人科乳腺外科麻酔科
医療法人社団 正寿会

秋山ウィメンズ・ARTクリニック

〒 041-0802 北海道函館市石川町41-9
tel 0138-46-6660 電話をかける

生殖補助医療説明会を定期開催、不妊治療の取り組みはご夫婦で

  • 入院病床は57床、特別室など病室は自宅と同じようにくつろげる快適な環境を提供します

  • 顕微授精、体外受精など不妊治療にも積極的に取り組んでいます。不妊でお悩みの方はお気軽にご相談ください

  • 患者様の負担が少ない腹腔鏡下・子宮鏡下による手術を取り入れ、絶えず患者満足のいく医療の提供に努めています

  • 2、3階にはデイルームをご用意、ご家族とのご面会やリラックスタイムにご利用いただけます

  • 秋山 實男 理事長・院長

  • 橋本 和法 医師

1987年の開院以来、当院では民間病院ならではのきめ細かい診療に加え、大学病院に相当する最新の産婦人科専門医療を併せて追求することを理念に掲げ、研鑽を重ねてまいりました。治療方法もどんどん進歩していきますが、医師・スタッフ一同、当初の理念を忘れず歩みを進め、現在では、婦人科良性疾患手術を行い、癌は拠点病院と連携して行っています。
少子化問題が叫ばれている昨今ですが、当院では先駆けて2012年から本格的に不妊治療に取り組んでおります。卵管鏡下卵管形成術をはじめ、胚培養士のもと体外受精から顕微授精までトータルに治療を行い、成果を上げております。13年からは不妊治療中や不妊治療をお考えのご夫婦を対象として、生殖補助医療説明会を開催しております。配布資料とスライドショーを用いて、分かりやすく不妊治療についてご説明いたしますので、夫婦お揃いでのご参加をおすすめいたしております。また、東京杉山産婦人科、山王病院等の不妊専門施設より毎月培養士が来院して、当院培養士や看護師の教育を行っており、最新の情報と技術の獲得に励んでいます。医師の説明会に加えて、上記施設の培養士による説明会(相談会)も、令和4年6月から開始し、より患者様への情報提供や相談の機会を設けるようにしています。

患者様の多様なニーズに対応し漢方を応用した東洋医学も実践

また09年の乳腺外科開設に合わせ、道南地区初となるデジタルマンモグラフィを導入し、乳がん検診から診断まで行っております。これにより子宮がんを含めた婦人科がんの検診・診断を一つの病院で行える体制が整い、検査件数は年々増えております。21年には最新の超音波診断装置を導入し、胎児の心エコー検査の画像が格段に向上、より正確な診療が可能となりました。そのほか漢方を応用した東洋医学療法、がん治療として注目される高濃度ビタミンCなど最新の点滴療法などにも取り組んでおります。
多様化する産婦人科患者様の医療ニーズにお応えするため、「骨粗しょう症外来」「思春期・性カウンセリング外来」なども開設しております。出産に関することや不妊症の悩み、女性の健康について疑問がございましたら、ぜひ当院にご相談ください。




函館市メディカルガイドインタビュー記事

メディカルガイド2024年函館市版に掲載されたインタビュー記事です


不妊治療と診療を強化  分娩は函館中央病院と連携体制へ
1987年の設立以来、函館地域の女性の健康を支え続けてきた秋山記念病院。2024年4月から「秋山ウィメンズ・ARTクリニック」と名称を変更、同時に医師を1人増員し、診療と不妊治療の強化に踏み出した。秋山 實男院長と、新たに同院に加わった橋本 和法医師に、クリニック改革のポイントを伺った。

―はじめに、病院名を変更した理由を教えてください。
秋山院長 4月から当院は、函館中央病院と連携分娩体制をとることになりました。妊娠37週までの妊婦健診は当院、38週以降の妊婦健診・分娩・1か月健診は函館中央病院にて対応します。分娩を当院で行わない分、診療の強化を図ることにし、新たに橋本 和法医師を当院にお迎えしました。医師4人体制のもと診療枠を拡大し、婦人科全般の診療と不妊治療・高度生殖補助医療等に全力を挙げて取り組んでまいります。

―貴院は1987年の開設以来、不妊治療や高度生殖補助医療にも力を入れていらっしゃいます。ART(生殖補助医療:assisted reproductive technology)について教えてください。
秋山院長 体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)や、胚移植(ET)・胚凍結等の不妊症治療法の総称がARTの一般的な定義です。つまり卵子と精子、あるいは胚を取り扱い、妊娠へと導く治療がARTです。不妊治療中、あるいは不妊治療をお考えのご夫婦を対象に、当院では生殖補助医療説明会を定期開催(毎月第3土曜日:13時00分~14時00分・予約制)しており、好評を頂いております。ARTには様々な手法がありますので、 配布資料とスライドショーを用いてご説明いたします。治療内容をよりご理解いただくため、なるべくご夫婦でご参加ください。また、胚培養士による体外受精説明会も随時開催しておりますので、参加を希望される方は当院ホームページで日程をご確認の上、お申し込みください。

―橋本先生に伺います。秋山ウィメンズ・ARTクリニック様からの招聘を受けられ、どうお感じになられましたか?
橋本医師 私自身、もともと高度生殖医療に最も興味がありましたので、この分野で実績の高い当院に在籍できるのは、大きなチャンスだと考えました。これまでいた病院では、周産期・腫瘍の治療・女性のヘルスケアに診療の比重が置かれており、不妊治療に関しては、ほぼ一般的な人工授精しか経験できませんでした。先ほど院長のお話にもありましたが、ARTの「T」はテクノロジーのTです。不妊治療や高度生殖補助医療の第一人者でいらっしゃる秋山先生の技術を間近で拝見し、体外受精・顕微授精や胚移植などについて大いに学んでいきたいと思います。

―最後になりますが地域住民の方に、秋山院長、橋本先生からメッセージをいただけますか?
秋山院長 おかげさまで当院は、設立から35年以上が経過いたしました。これからの目標として当院では、25年以上培ってきた「ART」の実績をさらに伸ばしていきたいと考えております。道南で「ART」を専門的に提供しているのは私どもだけです。他院からのご紹介も受け付けておりますので、不妊治療をお考えのご夫婦は是非ご来院ください。また、病院名は変わりましたが、標榜している診療科(産科・婦人科・不妊症・乳腺外科)に変更はございません。特に、乳腺と子宮がんの検診が一つの施設で行える点は、患者様にとっても利便性が高いと考えております。手術が必要な場合は、速やかに基幹病院をご紹介いたしますのでご安心ください。
橋本医師 函館中央病院との連携分娩へと体制が変わり、不安に思う妊婦様もいらっしゃると思います。私自身、周産期母子医療センターで長年勤務した経験があり、連携分娩における注意点は心得ておりますのでご安心ください。また、がん診療・治療のキャリアも十分に積んでまいりましたので、早期発見のための適切な診療がご提供できると自負しております。ヘルスケア全般に関しても力を入れておりますので、どうぞご利用ください。

診療時間

時間
産婦人科(予約優先制) : 詳しくはホームページをご確認ください
乳腺外科(完全予約制) : 詳しくはホームページをご確認ください

休診日:祝祭日

理事長・院長:秋山 實男

岡山大学医学部卒業。国立高知医科大学講師、函館五稜郭病院産婦人科科長などを経て1987年開設。日本産婦人科学会専門医。母体保護法指定医など。医学博士。

【院長からのメッセージ】
当院のシンボルマークは三つ葉のクローバーですが、実際には四つ葉で完成します。診療、教育、研究の三つの柱に加え、無限の可能性というもう一つの葉が隠されています。今を原点に明日に向かって真に求められる医療を行うことが私達の基本理念です。出産に関すること、不妊症治療についてなど、不安がございましたら何でも当院にご相談ください。
医療法人社団 正寿会

秋山ウィメンズ・ARTクリニック

041-0802
住所
北海道函館市石川町41-9
tel
0138-46-6660 電話をかける
HP
https://akiyama.hakodate.jp/
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