林医院は1946年に初代院長である宏紀医師が南富良野で開院し、その10年後に東旭川の現在の場所に移転しました。1988年に二代目院長である宏一医師(現理事長)が院長に就任し、現在まで地域医療の担い手としての役割を果たしてきました。
三代目院長の明宏医師は、これまで地方基幹病院において内科医として勤務、その後は旭川医科大学病院にて消化器内科の分野で臨床、研究に従事してきました。胃や大腸の消化器内視鏡および肝臓、膵臓、胆嚢の癌の診断治療が専門です。糖尿病などの生活習慣病についても内科専門医としてガイドラインを基本として個々に合わせた治療を行います。
副院長の智宏医師は、内科医として総合病院で診療を行なってきました。近年は北海道最古の在宅特化診療所で在宅医として多くの患者様の人生に関ってきました。地域の皆様が住み慣れたご自宅で安心して暮らせるよう、これからは訪問診療を通してお手伝いをさせていただきます。
23年に医院を大規模改修、大学病院レベルのCT設備導入
2023年には老朽化した医院の大規模な改修を行い、診察室や内視鏡室の増設と点滴室の拡充を行い、大学病院と比べても遜色のない最新式のCT設備も導入しました。コロナ感染症は変異を重ね、病原性は低くなってきているとは言われてますが、高齢者にとっては時に命にかかわる病気です。今回導入したCTでコロナ肺炎の早期診断や重症化の予測を行うことにより、入院治療が可能な医療機関への紹介がスムーズになります。
現在、林医院の常勤医も3人体制になりました。外来診療の他に在宅訪問診療においても、当法人の関連施設の看護職員・介護職員・居宅介護支援事業部・ケアワーカーと協働して診療に当たり、今後も地域医療に貢献したいと思っております。引き続き、皆様方のご協力ご支援をお願い申し上げます。
【関連事業所】
■居宅介護支援事業所
■ケアハウスフォルテ
■特別養護老人ホーム宏生苑
■グループホーム福寿草
■デイサービスセンタータンポポ
■新旭川・永山南地域包括支援センター
■地域密着型特別養護老人ホーム新富宏生苑
■機能訓練特化型デイサービスセンターコスモス