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子どもの事故防止

1歳から4歳までの子どもの死亡原因の第1位は「不慮の事故」で、日常生活の中でも事故は多発しています。これらの事故は、ちょっとした注意で防止できるものが大半です。

 

誤飲

子どもは何でも口に入れようとします。子どもの口の大きさは最大39mmといわれており、これよりも小さいものは口の中に入ってしまいます。また、たばこや灰皿に入った水、洗剤等の液体も誤飲につながる危険な物です。
生後6か月頃から誤飲の事故が多くなりますので、飲み込むと危ない物は子どもの手の届くところ(床から1m以内)には置かないようにしましょう。

 

転落・転倒

乳幼児は頭が大きく重いため、うまくバランスを保つことができません。また、視野がまだ狭いので、転んだり、高いところから落ちたりすることが多くなります。窓やベランダに踏み台になるものを置かないようにしましょう。

 

溺水(おぼれ)

小さな子どもは、わずか10~20cmくらいの水でも溺れてしまいます。1歳児では、特に浴槽での事故が多いので、入浴中は子どもから目を離さず、浴室にひとりで入れないような工夫をするとともに、浴槽からは水を抜いておきましょう。また、洗濯機の周りには台になるものを置かないようにしましょう。

 

やけど

乳幼児は皮膚が薄く弱いので、低い温度や短い時間でもやけどを負ってしまいます。また、好奇心が旺盛なため、ストーブ等の熱い物や湯・蒸気に直接触れたりして、自らやけどをしてしまうこともあります。
子どもの手の届くところに熱い物を置かないようにしましょう。また、テーブルクロスを引張って上に乗っている熱い物をひっくり返し、やけどをすることも多いので、テーブルクロスは使用しないようにしましょう。

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